リーガロイヤルホテル　大阪

鹿島アントラーズの大阪遠征に行ってきました。夜の試合だったので日帰りが出来ず、ホテルに宿泊しました。今回は、リーガ・ロイヤル・ホテル大阪です。

一ヶ月前にインターネットで予約をしようとしたら、シングルルーム以外は満室でした。やはり、土曜日の夜は混雑しているようです。シングルルームの一番安い部屋が、パッケージプラン（税金・サービス料込み、朝食なし）で￥9500でした。禁煙ルームがあるのは、女性にとっては嬉しいことです。

大阪駅からシャトルバスに乗って、約10分で中之島にあるホテルに到着しました。ホテルの客室棟は、タワーウイングとウエストウイングの2つですが、シングルルームは全てウエストウイングのようです。大阪の老舗である、このホテルのロビーは大変に広いのですが、先ず、クロークで荷物を預かって貰いました。そして、コンシェルジュで、大阪観光の相談をしました。スタッフの男性は親切な方で、色々な情報を貰いました。

大坂市立東洋陶磁美術館	中央公会堂

地図を片手に、気分良く出かけようとしたところ、前方をプロ野球選手が歩いて行きました。正面玄関には、横浜と阪神の選手バスが停まっていました。先程の選手は、二人の女性客にファンサービスをしていました。直ぐ傍に、ディレクタースーツ姿のスタッフが立っていたので、何気なく話し掛けました。「今日は試合があるのですか？」と。スタッフは素っ気無く「存じておりません。」と返事をされました。ああ、話し掛けるのではなかった！　ホテルのスタッフには守秘義務がありますが、「存じておりません」はないでしょう。目の前に選手バスが2台停まっているのだから。後で、新聞を見たら、大阪ドームで阪神x横浜戦があったようです。気分が悪くなって、その場を離れました。せめて、「申し訳ありませんが、存じておりません」と言って欲しかったです。そうすれば、私もホテル・スタッフの守秘義務に直ぐに気がついて、謝りましたのに。一言足りないよ！

14:00、フロントデスクでチェックインをしました。スタッフが荷物を持って、お部屋に案内してくれました。以前、シングルルームは古くて良くない、と聞いていたので、期待はしていませんでしたが、改装されたようで、明るくて清潔でしたので、ホッとしました。バスローブとタオル地スリッパは用意されていませんが、シングルルームはビジネスホテルのようなもの、と最初から諦めていましたので、気にはなりませんでした。

冷蔵庫を開けると、無料のミネラルウォーターが1本のみ入っていました。お飲物はエレベーター脇の自動販売機で購入して下さい、とスタッフから説明がありました。ますます、シングルルームはビジネスホテル並だ、と思いました。しかし、ミネラルウォーターしか飲まない私には、合理的で良い、と思いました。

さて、朝食ですが、ブッフェ・レストラン「ザ・スーパーバイキング」に行きました。しかし、この選択は失敗でした。ブッフェ・レストランは団体客ばかりで、入場制限をするほど混雑していました。レストラン内は想像以上に狭くて、席に着いてから後悔しました。おまけに、コーヒーの機械が故障していて、ポットサービスのコーヒーが用意されるまで45分もかかりました。何を食べたか曖昧で、とても疲れる朝食でした。入店する際に、個人客には「コーヒーハウス・コルベーユ」を勧めて頂きたいです。「コーヒーハウス」の朝食は、コンチネンタルとアメリカンしかありませんが、混雑の中でブッフェを食べるよりは良い、と思います。これで￥2300（税金は別）は納得できませんでした。

このホテルで良かったものは、ロイヤルスイミングクラブの室内プールです。とにかく、広くて、設備が充実していて、国内のホテルではナンバーワン、と思います。プールは2つあり、ひとつは25メートルの競泳プールで、もうひとつはシェイプアッププールです。競泳プールでは、幼児に邪魔されることもなく、ゆっくりと泳ぐことが出来ました。コースは5つあり、ヘルスクラブ会員専用という不粋な制限もなく、気持ちが良かったです。ジャクジーもありましたが、シェイプアッププールにぼこぼこと大きな泡が出ていましたので、不要でした。浴室にはサウナもありますが、サウナは苦手なので利用しませんでした。洗面所と休憩室、マッサージルームも完備しています。これで￥2100（税金込み）は満足しました。

シャトルバスは、便利で何回も利用しました。得に、万博記念競技場でサッカーの試合が21:00頃終わって、大阪駅で最終便の22:15に乗れたのは助かりました。大阪が不案内の人間には大変に便利です。

不満もありましたが、全体としては気持ちの良いホテルでした。次ぎは、「ザ・プレジデンシャル　タワーズ」に泊まってみたいです。 　帰宅後、アンケートを郵送したら、後日、総支配人・原篤さんの名前で返事が届いたのは、嬉しかったです。

Fuji TIARA ix TITANIUM 作成日　2006/06/04